こんにちは。
琴×リコーダー『ののアンサンブル』お琴担当たぬきです。
今日は演奏会での調絃についてのはなしです。
演奏会での調絃、具体的には、連続で曲を弾くときの困り事についてです。
「連続で弾くとき」とは、例えば「ボランティア演奏で5曲演奏する」みたいなことを指します。休憩の有無よりも、「1面(お琴本体を数えるときの単位)で何曲も弾く」ことが問題となります。
ののアンサンブルでの演奏のように、全部Jポップ!音もたまにシャープとかフラット1つつくくらいだよ!だったらほぼ心配ありません。曲の並びもあんまり気にしなくてよい。
しかし、箏曲でたまにあるんですが、「基本の平調子からこれとこれとこれとこれを上げてこれとこれを下げて」みたいな曲。
なんなら楽章が変わると調絃も変わるやつ。
もしくは平調子と1つも音合ってなくない?いやよく見たら2~3個は合ってるけどさあ!みたいなやつ。
これがきつい。
お琴の演奏会では、基本的に事前にチューナーで印をつけ、音を上げ下げします。
そのため、この曲はこの印、途中でこの印にして、みたいなことを全て把握している必要があります。
これがきつい!
チョークの色を変える、縦線に◯つけてみる、などしていても、いざとなるとミスすることもあります。
調絃を間違えれば当然正しい絃を弾いても違う音が出てしまうため、演奏が台無しになってしまいます。
慣れている人は気づいて音を変えますが、特に初心者は最後まで気づかず、せっかく練習した成果が発揮できなかったということにもなります。
そのため、大人数の演奏会のときはなるべく全部の曲の調絃をまとめておいたり、チョークの色を揃えておいたりと、全員で間違えない方法を模索します。
ここ数年の演奏会は「この曲だけのお琴を用意します」みたいな形で無理な調絃を回避してくださることもあり、え~間違えたらどうしよ~みたいなことも無かったんですが。

9月のオペラの調絃。
絶対間違える!!!(確信)
実は17絃なんてかわいいもんでね、先生と先輩のお琴チームはね、1つの絃に4つくらい線があってね、「一番右」とか「左から二番目」とか「赤いシール」とかやっててね、ワァ~~~~って眺めてます。調絃に30分くらいかかってたもん。
今回の写真のたぬき用17絃については、黄色チョークを基本の音とし、白チョークを上げ下げとしてみました。
理由としては、「焦ったときはいったん黄色に合わせるほうが安心できそう」「たぶん全部白だと混乱する」といったものです。
また、やったことなかったんですが、曲同士の間隔が狭い可能性もあったので、「上げる音は赤色」「下げる音は青色」で表を作りました。これが案外よかった。
いまのところ練習で調絃間違いをせずにすんでいます。
これは大成功の方法では、という気持ちで毎回弾いています。
今回のオペラほどのプレッシャーと琴柱の上げ下げはなかなか無いですが、とりあえず今回が成功したら他の演奏会でも応用できそうだなって考えながら色々チャレンジしています。
そしてせっかくならののアンサンブルにも何かしら画期的な方法を持ち込めたらいいな、でも今みたいに気をつかったかえる氏がシャープやフラット少ない編曲にしてくれてるほうが楽だな、などと甘えたことを考えてもいます。
演奏の難易度は高くてもいいけど間違えるリスクは低いにこしたことないので……
以上、お琴担当たぬきでした。
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演奏会での調絃、具体的には、連続で曲を弾くときの困り事についてです。
「連続で弾くとき」とは、例えば「ボランティア演奏で5曲演奏する」みたいなことを指します。休憩の有無よりも、「1面(お琴本体を数えるときの単位)で何曲も弾く」ことが問題となります。
ののアンサンブルでの演奏のように、全部Jポップ!音もたまにシャープとかフラット1つつくくらいだよ!だったらほぼ心配ありません。曲の並びもあんまり気にしなくてよい。
しかし、箏曲でたまにあるんですが、「基本の平調子からこれとこれとこれとこれを上げてこれとこれを下げて」みたいな曲。
なんなら楽章が変わると調絃も変わるやつ。
もしくは平調子と1つも音合ってなくない?いやよく見たら2~3個は合ってるけどさあ!みたいなやつ。
これがきつい。
お琴の演奏会では、基本的に事前にチューナーで印をつけ、音を上げ下げします。
そのため、この曲はこの印、途中でこの印にして、みたいなことを全て把握している必要があります。
これがきつい!
チョークの色を変える、縦線に◯つけてみる、などしていても、いざとなるとミスすることもあります。
調絃を間違えれば当然正しい絃を弾いても違う音が出てしまうため、演奏が台無しになってしまいます。
慣れている人は気づいて音を変えますが、特に初心者は最後まで気づかず、せっかく練習した成果が発揮できなかったということにもなります。
そのため、大人数の演奏会のときはなるべく全部の曲の調絃をまとめておいたり、チョークの色を揃えておいたりと、全員で間違えない方法を模索します。
ここ数年の演奏会は「この曲だけのお琴を用意します」みたいな形で無理な調絃を回避してくださることもあり、え~間違えたらどうしよ~みたいなことも無かったんですが。

9月のオペラの調絃。
絶対間違える!!!(確信)
実は17絃なんてかわいいもんでね、先生と先輩のお琴チームはね、1つの絃に4つくらい線があってね、「一番右」とか「左から二番目」とか「赤いシール」とかやっててね、ワァ~~~~って眺めてます。調絃に30分くらいかかってたもん。
今回の写真のたぬき用17絃については、黄色チョークを基本の音とし、白チョークを上げ下げとしてみました。
理由としては、「焦ったときはいったん黄色に合わせるほうが安心できそう」「たぶん全部白だと混乱する」といったものです。
また、やったことなかったんですが、曲同士の間隔が狭い可能性もあったので、「上げる音は赤色」「下げる音は青色」で表を作りました。これが案外よかった。
いまのところ練習で調絃間違いをせずにすんでいます。
これは大成功の方法では、という気持ちで毎回弾いています。
今回のオペラほどのプレッシャーと琴柱の上げ下げはなかなか無いですが、とりあえず今回が成功したら他の演奏会でも応用できそうだなって考えながら色々チャレンジしています。
そしてせっかくならののアンサンブルにも何かしら画期的な方法を持ち込めたらいいな、でも今みたいに気をつかったかえる氏がシャープやフラット少ない編曲にしてくれてるほうが楽だな、などと甘えたことを考えてもいます。
演奏の難易度は高くてもいいけど間違えるリスクは低いにこしたことないので……
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